建築防災設計への取り組み

建築防災設計の定義

一般に「防災設計」というと、地震や台風などの自然災害に対して、地域レベルで被害を未然に防ぐための取り組みが想像されます。
それに対し、九門宏至建築事務所は、建物毎の火災に対する安全性能を検証する避難安全検証法や、一定の高さや規模に応じて検討の必要な建築防災評定等を専門としており、これらを総称して「建築防災設計」と定義しています。

九門宏至建築事務所の立場

建築防災設計、設備設計会社が行っている場合がほとんどです。防災設備設計を設計する会社なら避難計算や煙降下の計算も当然できるだろうと考え、併せて依頼されるのでしょう。引き受ける設備設計会社も、サービスとして、また、1回の営業で2つの仕事に繋がるわけですから対応されているのだと思います。

しかし、建築防災設計は本来意匠設計者が行う業務だと思います。なぜなら建築防災設計は建築デザインの根本となる部分であり、進め方によっては建物デザインが大きく変わってしまうからです。建物デザインが決定した後に設備設計と同時に依頼していたのでは、実際の安全性が考慮されない数字合わせだけの建築防災設計がなされることになりかねません。
九門宏至建築事務所は建築防災設計を専門とする意匠設計事務所です。意匠設計者の立場をより理解し、寄り添ったサポートをモットーとしており、申請が通りさえすれば良しとする数字合わせの仕事は行いません。計画の初期段階からご相談いただければ、デザイン性に優れ、効率のよい建築設計のお手伝いが可能です。

九門宏至建築事務所の取り組み

九門宏至建築事務所は建築基準法の告示で定められた計算式により、避難終了時間及び煙降下時間を算出、比較することによって建物の安全性能を評価する「避難安全検証法(告示1441号・1442号)」(ルートB)による性能設計を得意としています。
また、建築基準法に定められない計算方法により性能評価を行う大臣認定(ルートC)も行っています。
これらは「新・建築防災計画指針」をベースとしており、かつては全国で一定規模以上の建物はこの指針に従った設計を行う必要がありました。この建築防災計画評定は、法律改正後は関西圏をはじめとする一部の自治体で義務付けられています。神戸市に拠点を置く九門宏至建築事務所では建築防災計画評定でも多数の経験と実績があり、必要な場合は対応しています。

図)建築防災設計種別の件数割合

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