避難安全検証法のデメリット

避難安全検証による設計は仕様設計とは異なる工夫や注意が必要ですが、設計者にとってデメリットと感じられるものは以下の項目と考えられます。

避難安全検証法のデメリット

避難通路に面する扉は防火設備にする必要がある

避難安全検証法の基本的な考え方として、出火室以外の在室者の避難の遅れを考慮し、火災室から階出口が設置される避難通路に通ずる扉は防火設備にしないと安全性能が確保できない場合が多くなります。

面積の小さな室の天井高さが高くなる傾向が強い

発熱量が高く面積の小さな室は、居室の安全性能を満たすために、天井高さを高くする必要が生じる場合が多くなります。

僅かな間仕切移動でも変更申請を行う必要がある

着工後、施工図レベルで納まりの調整を行った結果、間仕切壁が僅かに動いたり、扉のWH寸法がミリ単位で変わったりする場合がありますが、そんな僅かな変更でも、変更申請手続きの対象となります。

竣工後の間仕切変更や改修工事の度に安全性能を確認する必要がある

竣工後の間仕切変更や改修工事の度に安全性能の確認が必要で、定期的に改修を行う店舗等では、面倒な作業です。
これは仕様設計でも同様ですが、仕様設計の場合は、図面を初めて見る設計士でもすぐに確認できるでしょう。ところが避難安全検証法の場合、計算書をひもとき、変更になる部分の数値を確認して再計算を行う必要があるので、作業量が非常に多くなってしまいます。

告示解釈が全国で一定でなく、同じプランの建物でも建設地によって異なる工夫が必要とされる

告示解釈には、良くも悪くも、審査機関や担当者によって差があるのが現実です。仕様設計と違い、その違いが計画に大きく影響することがあります。

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